Frohe Weihnachten und gutes neues Jahr!
 今年(2018年)は、娘の幼児受洗を皮切りにあれよあれよと受洗志願ラッシュとなり、ちょっと珍しい現象が起こりました。しかし浮き足立つことなく伝道牧会に励みたいと願い、「受洗準備会」の組織に力を入れました。将来的には信徒(役員)が受洗準備のある部分を担うことを目指しています。伊東教会は転勤が少ない地域のため、転入による即戦力の期待は出来ませんが、転出も少なく、今の(若手)勢力が20年後もなお教会を担っていることを期待しています。教会が牧師の個人商店ではなく本当の意味で教会となるためには「証しが出来る信徒」の養成が不可欠だと考えています。受洗準備会や、若い人の会での証しの機会などがそれに相当します。
 秋には、教区社会部の「キリスト教社会福祉フォーラム」において聖書黙想に関する考察を深める機会を得ました。日本のプロテスタント教会が、「活動主義」によって支えられていることには一長一短がありますが、現在は「短」の方が顕著に表れている状況です。沈黙のうちに聖書を読み祈るというような、個人の霊性が教会共同体において位置を持っていない特異状況をそのままにして、「伝道」のかけ声だけ飛び交うことのむなしさを痛感しています。フォーラム報告集をご希望の方はご一報下さい。
 年末に、教会念願の隣接地取得の交渉が始まりかけました。教会は長年この希望を持っていましたが、人間が希望するだけで実現するわけではありません。神様の示しが無ければ実現しません。長く教会は「駐車場」としてこの地を求めていましたが、そうではなく「20〜30年後の建て替え用地」としてこの地を求めることになりそうです。
 この「人間の希望」と「神様の示し」の違いについて来年教会は真剣に向き合うことになります。ソフトウェア(人材)・ハードウェア(不動産)の両方から成る「25年後の将来計画のビジョン」を教会は主に求めます。創立112周年を迎える教会として、25年というビジョンはあまりに短期的だといわれるかもしれません。しかし、「伊豆のアンティオキア教会」といわれた伊東教会全盛期の先人の信仰を引き継いで参りたいと思います。
 また、家庭においては娘が順調に成長し、もうすぐ三歳を迎えます。妻は2019年秋に正教師試験を受験する予定です。覚えてお祈り下さい。  今年一年の支えを感謝し、クリスマスの挨拶とさせていただきます。


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